観光庁は、政府による観光支援策、Go To トラベル事業の7月22日から11月15日までの利用実績を公表した。
Go To トラベル事務局からの報告によると、利用人泊数は少なくとも約5,260万人泊、割引支援額は少なくとも約3,080億円となった。支援額の内訳は、宿泊・旅行代金の割引が少なくとも2,509億円、地域共通クーポンの付与が少なくとも約571億円。1人泊あたりの割引支援額は約4,770円、1人泊あたりの旅行代金は約13,627円だった。一部は推計値を含み、確定値ではない。
10月31日までの利用実績では少なくとも4,435万人泊だったことから、半月で825万人泊増えたことになる。10月の1ヶ月間での利用実績は1,458万人泊だった。
Go To トラベルキャンペーンは7月22日より開始。当初は旅行代金の35%の割引のみで、東京都発着や東京都在住者の旅行は除外された。10月1日から、地域共通クーポンによる15%の補助を開始するとともに、東京都発着や東京都在住者在住者も対象に含んだ。Go To トラベル事業の総予算は1兆1,248億円で、事務局費用なども含まれている。期間は2021年1月31日までを予定しているものの、延長することを菅義偉首相が明言している。