星野リゾートは、旧奈良監獄を活用したホテルを、当初の計画から延期し、2024年に開業する。
旧奈良監獄は、明治政府が監獄の国際標準化を目指して計画し、1908年に完成した五大監獄の一つ。赤れんが造の建物の歴史的価値や優れた意匠から、2017年には国の重要文化財に指定された。現在は、旧奈良監獄保存活用株式会社が、国との契約のもと、耐震改修工事や史料館、商業施設等の複合施設の開業準備を進めており、星野リゾートはこれら事業のうち、宿泊施設の運営に係る協力事業者として選定された形となる。
両社では、施設全体についての提案内容の具体化及び、ホテル仕様の改修設計を進め、赤れんが建造物の魅力を最大限に活かした「上質な宿泊施設」を実現するとしている。
⇒詳細はこちら