ハワイアン航空は、エンパイア航空が運航する「Ohana by Hawaiian(オハナ・バイ・ハワイアン)」のサービスを、11月1日から一時休止する。
ホノルルとモラカイ島、ラナイ島を結ぶ旅客便と、ハワイ諸島間の貨物便が対象。すでに3月には、ホノルルとカパルアを結ぶ路線の運航を停止している。
新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要の減少と、コロナウイルス救済・救済・経済安全保障給与支援プログラムの期限切れによる約2,500人の従業員削減の影響を受けたもの。
当初は、モロカイ島とラナイ島への重要な航空路線の維持を目指していたものの、パイロットとの契約の労働条項によって、供給能力に影響が出てきたとしている。運航再開には、需要の回復が条件となる。
ハワイアン航空は、2014年春からATR42型機で「Ohana by Hawaiian」の運航を開始。2018年夏にはATR72型機で貨物便の運航を開始した。貨物輸送の必要性に応じて、ハワイアン航空のボーイング717型機かエアバスA321neoで運航を行うという。
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