AnyMind Groupと全日空商事は、羽田空港第2ターミナルにデジタルサイネージ「HANEDA ダイナミックアドビジョン」を7台設置し、10月から運用を開始する。設置場所は61番〜63番ゲート間。
サイネージのモニター上部にはカメラを設置し、利用者の目線を追うことによって、視認率や利用者の属性を解析する。これにより、リアルタイムなクリエイティブの選択が可能となり、利用者の関心度の高い広告コンテンツを配信できるという。映像は保存せず、テキストデータとして属性のみを取得する。分析結果は広告主にフィードバックし、興味関心の度合いやユーザーリーチの把握、広告クリエイティブごとの効果を可視化することで、次回以降の施策へ活用できる。
今後、日本各地の空港に設置し、出発便や到着便と連動した到着先の観光地、ホテル、空港に接続する交通機関、自治体に関するコンテンツのほか、空港利用者と親和性の高い商品・サービスを提供する企業や団体などに広告枠を販売する。