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キャセイパシフィックグループ、2020年上半期は約1,358億円の純損失 機材受領先送りへ


キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空

キャセイパシフィックグループは、2020年1月〜6月の上半期決算を発表した。



売上高は276億6,900万香港ドル(前年同期比48.3%減)で、98億6,500万香港ドル(同112億1,200万香港ドル減、約1,358億4,100万円)の純損失を計上した。



旅客事業での売上高は103億9,600万香港ドル(同72.2%減)で、輸送人数は440万人(同76%減)、座席占有率は67.3%(同16.9%減)となった。特に4月と5月の1日の平均利用者数は500人程度にまで落ち込んだ。



貨物事業は、1トンの貨物を1キロ輸送することによる収入を示すイールドが2.71香港ドル(同44.1%増)に上昇したことや、貨物需要の急増により、利益を押し上げた。売上高は111億7,700万香港ドル(同8.8%増)で、重量は66万7,000トン(同31.9%減)となったものの、貨物搭載率は69.3%(同5.9%増)に増えた。エアホンコンの貨物専用機のほか、キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空の旅客機による貨物便を2,228往復運航した。



各国政府からの助成金10億6,000万香港ドル、退役や返却前に採算が取れる運航再開の見通しが立たない航空機16機と子会社保有資産の減損損失24億6,500万香港ドルを計上している。



経営幹部の減給や自主休暇、プロジェクトの中止、香港以外の乗務員ベースの閉鎖などによる、手元資金の確保に努めた。エアバスA350-900型機とエアバスA350-1000型機の2021年までの受領予定分を2023年まで、エアバスA321neoは2023年までの受領予定分を2025年まで先送りすることに合意しており、ボーイング777-9型機の受領計画を変更するための交渉も進めている。



新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、6月に195億香港ドルの優先株の発行、117億香港ドルの株主割当増資、78億香港ドルのつなぎ融資から構成される、総額390億香港ドルの資本増強計画を発表し、8月12日には計画通り実行している。



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