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東海道新幹線、初の「のぞみ12本ダイヤ」 需要減でも設定する理由とは




JR東海は、東海道新幹線の東京〜新大阪駅間で1時間あたり片道12本の「のぞみ」を運行する「のぞみ12本ダイヤ」を8月7日に初めて設定する。



「のぞみ12本ダイヤ」は、同新幹線の全列車が最高時速285キロのN700Aに統一された3月14日のダイヤ改正で実現可能となったもの。従来は片道10本だった東京〜新大阪間の1時間あたりの「のぞみ」最大運転本数が2本増え、利用が集中する時間帯は5分間隔での運転が可能となる。同区間の所要時間も最大7分短縮され、全ての「のぞみ」が2時間30分以内で両駅を結ぶ。



新型コロナウイルスの影響で設定が見送られていたこの「のぞみ12本ダイヤ」が、お盆シーズンを迎える8月7日に初めて実現することとなった。東海道新幹線(「ひかり」「こだま」含む)の8月7日から17日までの運転本数は前年比103%。1日平均本数は前年より11本多い431本で、16日には過去最多となる455本が設定されている。



N700S J0

▲N700Aに加え、7月1日からは同じく最高時速285キロのN700Sも運転されている



「のぞみ12本ダイヤ」の本来の大きな目的は、フリークエンシー(運行頻度)を増し利便性を向上させることだった。しかし、移動需要が激減している今このダイヤを設定するのには、新型コロナウイルス感染症対策の意味もあるという。



JR東海は7月31日に公開した動画内で、東海道新幹線における感染対策として「余裕をもった座席提供」、「車内換気」、「駅・車両の清掃・消毒」、「飛沫感染防止」、「希望座席指定」といった取り組みを紹介している。今回の「のぞみ12本ダイヤ」は、混雑率を緩和することで「余裕をもった座席提供」を強化することも狙いの一つだ。



「のぞみ12本ダイヤ」は9月も4連休や休前日などを中心に設定されている。



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