琴平バスは、オンライン会議アプリのZoomなどを使った仮想バス旅「おうちでオンラインバスツアー」を提供する。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、旅行に行けない日々が続く中で、旅行先の景色や文化の堪能、プランナーによる説明、他の参加者との会話などを通じて、家にいながら旅行気分を味わえる「バーチャルとリアルの融合」を目指した、新しいタイプのサービスとなる。シニア層をターゲットにすることで、オンラインサービスやパソコン・スマホへの抵抗感をなくすきっかけにするとともに、高齢でバスツアーに参加できない人には、オンラインバスツアーを通じて、コロナ収束後も旅行気分を楽しめる環境をつくっていくという。
ツアー内では、自己紹介やクイズなどを交えながら旅先までの道中を楽しむことができるほか、目的地では、景色を動画で眺める、現地ならではのイベントに参加するなどできる。また、現地ガイドによる解説や、事前に自宅に郵送されたご当地弁当を食べるという体験を通じて、実際に観光地にいるような臨場感に浸ることができる。
第一弾企画として、島根県西部に伝わる伝統芸能の石見神楽を見に行くモニターツアーを5月15日午前10時に実施する。参加費はモニター価格の3,980円で、通常の参加費は5,800円~8,800円を想定する。定員は各回10~15人。通常のツアーと同様に、メールまたはウェブサイトで申し込める。今後は、熊本県天草市へのイルカウォッチングツアーや、高知県で名物地鶏の土佐ジローを味わうツアーなどを計画している。
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