ANAホールディングスは4月1日、自社のデジタル・デザイン・ラボでプロジェクトとして開発を行っていたアバター事業を分社化し、avatarinを設立した。
資本金は2億円で、ANAホールディングスや代表取締役CEOの深堀昂氏、取締役COOの梶谷ケビン氏が出資した。今後、外部からも資金を調達する。アバターサービスプラットフォーム「avatarin」の研究・開発・運用や、普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」の開発・販売を手掛ける。
新型コロナウイルスに対応し、遠隔でのコミュニケーションを必要としている医療施設などに、「newme」を優先して提供していく。すでに一部の大学病院や医療法人に提供している。