中国・広東省当局は、3月5日以降、新型コロナウイルスの感染が拡大している4ヶ国に14日以内に滞在歴がある人に対し、14日間の自宅もしくは指定施設での隔離措置を開始する。
在広州日本国総領事館によると、対象となるのは、日本、韓国、イタリア、イランの4ヶ国に過去14日以内に滞在歴がある人で、国籍は問わない。
入国者は体温検査を行い、発熱や自己申告の結果から濃厚接触者であると判明した人は、14日間隔離されウイルス核酸検査などの集中的医学的観察のもとに置かれる。異常がない人は目的地まで移動し、自宅のある者は自宅、自宅のない者は当局の指定する施設で14日間隔離される。隔離期間中は、毎日の体温検査などの医学的観察が行われる。