トルクメニスタン国家移民庁は、日本を含む34ヶ国などへの査証や、査証発給のために必要な招聘状の発給を停止している。
在トルクメニスタン日本国大使館が2月27日に照会した情報では、日本、中国、シンガポール、香港、タイ、韓国、北朝鮮、台湾、マレーシア、ドイツ、ベトナム、オーストリア、アメリカ、フランス、マカオ、アラブ首長国連邦(UAE)、イギリス、カナダ、インド、イタリア、フィリピン、ロシア、スペイン、ベルギー、カンボジア、ネパール、フィンランド、スウェーデン、スリランカ、エジプト、イラン、カザフスタン、トルコ、ウズベキスタンと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号乗員に対し、3月末まで査証と招聘状の発給を停止しているという。日本国民と日本からの渡航者は検疫の対象となっており、2月には検査目的で2日間の入院をした事案があるという。
また、隣国のイラン、アフガニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの国境検問所は封鎖され、カスピ海を運航するアゼルバイジャンのバクーへの貨客船も運航を停止している。
トルクメニスタン航空は国際線8路線を運休しており、モスクワ、サンクトペテルブルク、デリー、アルマティ、フランクフルトの5路線のみを運航している。ターキッシュ・エアラインズのイスタンブール線は減便、フライドバイのドバイ線は通常通り運航している。