インド内務省入国管理局は2月27日、日本人と韓国人向けのVisa in Arrival(到着査証)のサービスを一時的に停止すると発表した。すでに日本を含む一部の国籍者はe-Visa(電子査証)の取得もできなくなっている。
在インド日本国大使館によると、日本人に対してすでに発給済みのe-VISAは有効だという。2月27日に到着する日本人のVisa in Arrivalの申請は受け付ける。
現在中国本土にいる中国人や外国人の2月5日以前に発給した査証によるインドへの渡航と、1月15日以降に中国本土への渡航歴がある外国人の入国は許可しない。航空機などの乗組員には適用されない。
日本、中国、香港、シンガポール、タイ、韓国、マレーシア、インドネシア、ベトナム、ネパール(カトマンズ)から到着する航空機の乗客に対しては、インド国内の21空港などで発熱検査と健康診断カードの申告によるスクリーニングを実施している。37.22度以上の発熱、咳、体の痛み、呼吸器症状がある場合には、検疫施設や医療機関に送られる可能性がある。韓国、イラン、イタリアからの渡航者と、2月10日以降に韓国、イラン、イタリアへの渡航歴がある人は、到着後に14日間にわたり停留される可能性がある。