アメリカ・フロリダ州のオーランド国際空港は、アジアへの直行便の開設を目指した誘致活動を活発化させている。
オーランド・ビジネス・ジャーナルによると、オーランドと東京を結ぶ直行便の就航を主な目標としており、ビジネスとレジャー両方の需要が高いことを示したいとしている。東京とオーランドを結ぶ路線の開設によって、北京や上海、マニラなどの他のアジアの都市との交渉も優位に進むとみている。
交渉中の航空会社として、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ZIPAIRの3社を挙げている。いずれの航空会社も機材不足により、2021年までに開設することは不可能であるとした。
オーランドは、アメリカ南部の都市。ウォルト・ディズニー・ワールドやユニバーサル・オーランド・リゾートなどのレジャー施設がある。フロリダ州にとって日本は貿易相手国第4位と大きな地位を占め、ハードロック・カフェ、バーガーキング、レッド・ロブスターなどの企業が日本に進出している。
日本からは、シカゴやダラス、ヒューストン、デトロイト、サンフランシスコなどを経由してアクセスできるものの、最短の所要時間は約16時間で、直行便化されれば数時間短縮されるとみられる。
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