横浜市交通局は、8月29日に発生した横浜市営地下鉄ブルーライン・踊場駅構内での過走による車両損傷の影響で、日中の快速運転を中止している。朝夕は通常ダイヤで運転する。
同日午前8時35分頃、踊場駅構内の「引込線(上り線と下り線の折返しに用いる線路)」に列車を移動中、オーバーランし、壁に衝突、車両を損傷した。詳細の原因は調査中だが、当該列車の運転士は居眠りをしていたと報告しているという。
現在、横浜市営地下鉄ブルーラインは、朝・夕のラッシュ時間帯は通常ダイヤで、平日の午前10時頃から午後4時頃まで、土日祝日の午前9時30分頃から午後8時30分頃までの快速列車の運行時間帯は、快速列車の運行をとりやめ、普通列車のみを概ね8分間隔で運転する。
今月4日に、長引いている復旧作業の見通しを明らかにし、営業運行を優先するため、営業終了後の時間に作業を中心に作業を進めており、完了には「なお数日を要する見込み」としている。
横浜市交通局は、6月6日にも、深夜作業時のミスにより、列車を脱線させている。車両を損傷させるのは今年に入って2回目。
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