エアカランは、東京/成田〜ヌメア線にエアバスA330-900型機の投入を、8月10日より開始した。エアバスA330neoの日本就航は、エアカランが初めて。
ビジネス・ハイビスカスクラス26席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス244席の計291席を配置している。初便の乗客には、搭乗口でロゴ入りのマスをプレゼントした。9月9日まで、成田空港第1ターミナル出発ロビーに特設ブースを設置し、エアバスA330neoとエアカランの本拠地であるニューカレドニアについて紹介するパネル展示を行う。
ビジネス・ハイビスカスクラスは、フルフラットとなる全席直接通路へのアクセスが可能なシートで、シェル形状でスペースとプライバシーを確保した。座席は「1-2-1」配列。ニューカレドニアの海岸をイメージした様々な色合いのベージュと白で統一し、サンゴ礁の赤色がアクセントカラーとした。
プレミアムエコノミークラスは、幅45センチ、シートピッチ最大96センチ、リクライニング角度18.1度とゆったりとした座席で、座席は「2-3-2」配列。ニューカレドニアの自然をイメージした色とりどりの緑と葉の模様で植物多様性を表した。
エコノミークラスは、リクライニング角度14.6度、座席配列は「2-4-2」配列。ニューカレドニアのラグーンをイメージしたブルーを基調としたモダンなデザインとした。
いずれのクラスでも、USBポート、ヘッドフォンソケット、110Vコンセントを備えている。機内Wi-Fiの利用ができ、ビジネス・ハイビスカスクラスは無料、プレミアムエコノミークラスは1時間無料、エコノミークラスは有料で提供する。ビジネス・ハイビスカスクラスは15.6インチ、プレミアムエコノミークラスは13.3インチ、エコノミークラスは11.1インチのタッチパネル式パーソナルモニターも備える。
エアカランは、1983年に設立。現在はエアバスA330型機2機、エアバスA320型機2機、ツインオッターDHC6を2機保有している。8月に初のエアバスA330neoを受領し、9月から10月にかけて2機目を受領する予定。2020年、2021年にはエアバスA320neo受領する計画。
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