ボーイングとエリオンは2月5日、超音速ビジネスジェット機分野で提携すると発表した。
ボーイングは、エリオンに対して出資し、エリオンが開発中の超音速ビジネスジェット機AS2の機体設計や技術開発を加速し、2023年にも初飛行を目指す。ボーイングは、エンジニアリング、製造、飛行試験、重要な機体の装備品でも協力する。
AS2は、時速約1,600キロメートル(マッハ1.4)で飛行できるように設定しており、現在のビジネスジェットと比べて最大70%速く飛行できることから、大西洋横断飛行では飛行時間が約3時間短縮できる。市場投入が実現すれば、AS2は世界初の超音速ビジネスジェット機になるという。