タイ国際航空は、ノックエアへの追加出資に応じないことを決定したと発表した。ノックエアはタイ国際航空以外から資金調達を行っており、運航に支障は出ていない。
5月21日に開いた取締役会で決定したもので、調査にあたり、ノックエアに代理人を派遣し、追加出資に応じるか検討していた。これにより、タイ国際航空の出資比率は低下していくものとみられる。
ノックエアによると、最大の株主であるタイ国際航空の持株比率は39.2%。それ以外に、アヴィエーション・インベストメント・インターナショナルが10%、CPBエクイティが4.8%、パティー・サラシン氏、サイアム商業銀行。キングパワー・インターナショナル、スパポン・アサウィンヴィチット氏がそれぞれ4%、シティ・グループ証券会社が1.3%、社会保険事務局とタイ電力公社積立基金がそれぞれ0.5%の株式を保有している。
タイ国際航空では引き続き株主として、ノックエアの業績回復と持続的な成長を支援するという。
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