ANA塗装のMRJ、パリエアショーで展示へ

三菱重工業と三菱航空機は、6月19日から25日まで、フランス・パリで開催される「パリエアショー」に、開発中のリージョナルジェット機「MRJ（Mitsubishi Regional Jet）」の機体を展示すると発表した。展示する機体は全日空（ANA）塗装機を予定する。

三菱重工業の宮永俊一取締役社長兼最高経営責任者（CEO）、三菱航空機の水谷久和取締役社長のほか、ローンチカスタマー来賓として、ANAホールディングスの篠辺修取締役副会長が6月18日に開かれる実機展示披露会に参加する。

すでに生産された「MRJ」は4機で、1号機は2016年9月28日、2号機は2016年12月19日、3号機は3月31日、4号機は2016年11月18日にアメリカの試験拠点となる、モーゼスレイクへのフェリーを終えている。

（画像：県営名古屋空港に隣接した最終組立工場で組み立て中の、ANA塗装が施されている5号機／提供：三菱航空機）

■関連記事
国産旅客機「MRJ」の最終組立工場を公開　8号機まで組み立て進む