外務省は、12月20日にドイツ・ベルリンベルリン中心部ブライトシャイト広場のクリスマスマーケットに大型トラックが突入したことを受けて注意喚起を行っている。事故では少なくとも9名が死亡、50名以上が負傷したと報じられている。
ドイツでは7月にもバイエルン州のヴュルツブルグ近郊とアンスバッハでテロ事件が発生しているほか、10月にはザクセン州ケムニッツで爆弾テロを計画していた疑いでシリア人の男が検挙されている。ラインラント=プファルツ州でも11月と12月に12歳のイラク系ドイツ人の少年がクリスマスマーケットを狙った爆弾テロを試みた事案が発生している。
外務省は、今後も同様の事件の発生が懸念されることから、最新の情報の入手や、ショッピングモールなどテロの標的となりやすい場所から離れる、クリスマスマーケットでは特に注意するなど、渡航者や滞在者に注意喚起を促している。
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