スズキの米国における船外機販売子会社であるスズキマリンUSA社はこのほど、全米で160店舗を展開する米国大手アウトドア用品店のキャンピングワールド社で新たに販売を開始する専用ボート向けに、船外機を供給することを発表した。
スズキ船外機のパワフルさや静粛性が評価されて採用
現在米国では、密にならずに楽しめるマリンレジャーが注目されており、特に平型でデッキが広く、開放感のあるポンツーンボートの需要が大きく伸びている。今回キャンピングワールド社が初めて取り扱う自社ブランドのポンツーンボートは、ボートビルダーのフォレストリバー社製の船体に、スズキが供給する40~140馬力クラスの船外機を搭載したパッケージボート。キャンピングワールド社は、同ボートを自社ブランド「ネパロ」として、各店舗で販売を開始する。
「ネパロ」は船上パーティや釣りなど、マリンレジャーを楽しむための全長18~24フィート(5.5~7.3m)のボートで、パワフルさや静粛性が評価され、スズキ船外機がパッケージに採用された。同社は、新たにマリンレジャーを始める新規顧客を取り込み、米国市場でのスズキ船外機の販売増、ブランド力向上につなげていく構えだ。
●スズキマリンUSA社概要
・本社所在地:米国フロリダ州タンパ
・代表者:山本将寛
・事業内容:船外機、部品の販売およびサービス
※敬称略