ウルトラモーターフェスティバルに大挙集結した、映画『ワイルド・スピード』の劇中車レプリカたち。今回は、日本を舞台にした『X3 TOKYO DRIFT』で活躍したマツダRX-7(FD3S)を紹介しよう。
ワイルド・スピードX3で活躍したマツダRX-7(FD3S)の劇中車レプリカ
日本のクルマが登場する映画なのだから、いずれは日本を舞台にする時もあるだろうと誰もが思っていた『ワイルド・スピード』。その願いは3作目『X3 TOKYO DRIFT』で実現した。東京・渋谷や新宿といった街を激しいドリフトで駆け抜ける様が圧巻で、前2作に続き、世界的な人気作となった。
このX3に登場した劇中車で最も注目されたのが、見たこともないスタイルをしたスポーツカー。これこそ2005年に開催された東京オートサロンで話題をさらったカスタムショップ「ヴェイルサイド」が製作したコンプリートカーだった。
フォーチュンと名付けられたコンプリートカーのベースはマツダRX-7(FD3S)。純正のボディへオリジナルのエアロパーツを装着することでワイドなスタイルを実現したのだ。
外装はフルにエアロパーツを装着したカスタマイズが施されているが、内装は比較的大人しくまとめている。それもこれも、外装に好きなだけ予算を注ご込みたかったからだろう。ともあれ、ここまで見事な状態を維持しているのだから、オーナーに拍手したくなる。