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5月26日、BMWは4シリーズをベースとした高性能モデル「M4」のラインナップにオープントップモデル「M4コンペティション・コバーチブル」を設定したと発表した。生産は7月から始まる予定で、欧州では直後に発売される見通しだ。
BMW M専用仕立ての四輪駆動システム「M xDrive」を搭載
パワートレインの基本はM4クーペ・コンペティションと同じで、510ps/650Nmを引き出す3.0ℓ直列6気筒ツインターボエンジンと8速AT(ドライブロジック付きMステップトロニック)の組み合わせ。M4クーペ・コンペティションが後輪駆動モデルと四輪駆動モデル(2021年4月発表/日本未導入)の両方を設定しているのに対して、M4コンペティション・コンバーチブルは四輪駆動仕様となる。これにより、0-100km/h加速タイムは3.7秒をマークする(M4クーぺ・コンペティションのM xDrive仕様は3.5秒)。
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搭載される四輪駆動システム「M xDrive」はBMW Mが専用に仕立てたxDriveで、アクティブMディファレンシャルとのコンビネーションにより、トラクション、方向安定性、ダイナミズムが強化されている。駆動システムは「4WD」モード、「4WDスポーツ」モードに加えて後輪のみを駆動する「2WD」モードが設定されている。
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ルーフはソフトトップが用いられ、走行中でも18秒でオープンまたはクローズの操作が完了する。ソフトトップは「パネルボウソフトトップ」と呼ばれ、格納式トップの実用的なメリットと、クラシックでエレガントなルックスを兼ね備えており、先代型に採用されたものより40%軽量なのが特徴だ。
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ルーフを除く内外装の基本的な仕立て方は、クーペモデルに準じている。ホイールサイズはフロントが19インチ、リヤが20インチだ。オプションの「Mレーストラックパッケージ」を選択すると、Mカーボンセラミックブレーキや、特注のMライトアロイホイール、Mカーボンバケットシートなどが装備され、車両重量を約25kg削減可能だ。
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