機械加工になくてはならない道具、”ヤスリ”。G-ワークス編集部は昭和3年から続く老舗&世界的ヤスリメーカー、ツボサン本社のある、広島県呉市にやってきた。ツボサンの会社設立前のヤスリ製造・販売は明治16年からという。今回はそのツボサンヤスリの工場の案内と製造工程を解説していくぞ!!
昭和3年から始まり、現在は3代目の梶山重雄社長へと受け継がれている、老舗のツボサン(株)。所在地の広島県呉市仁方はヤスリ製造地として歴史のある場所だ。ツボサンはヤスリ製造における伝統を守りつつ、今も第一線で活躍を続けている、日本を代表すると言っていいヤスリメーカーなのだ。
「低コストでも低品質ではだめ。高品質でも高コストでは続けることはできません。存続に大切なのは品質とコスト(のバランス)なんですよ。機械では切れ味の良さの検査はできません。だから、今も全品検査してます」と梶山社長。
ブライト900シリーズを始め、一度使ってみればそのスゴさがわかる、ツボサンのヤスリ。旧車いじりには削る作業も何かと多い。ツボサン製ヤスリを使ったことがない人は是非、その手に取って試してもらいたい。
詳しい製品の解説や製造工程などは2021年G-ワークス6月号に掲載されています♪