海あり山ありでさまざまな楽しみ方ができる伊豆半島。そのなかでも伊豆高原周辺はワンコ連れにやさしい施設が多いエリアです。そんな伊豆高原を、ツーリング大好きなトイプードルのメイプルちゃん(8歳・女の子)とバイクで巡る“女子旅”をしてきました。今回はワンコとツーリングに出かける際の注意点&ノウハウと、伊豆高原周辺の見どころをツーリングした様子をお届けします。
REPORT●野岸“ねぎ”泰之(NOGISHI “Negi” Yasuyuki)
PHOTO●高橋 克也(TAKAHASHI Katsuya)
MODEL●村上 菜つみ&メイプル(MURAKAMI Natsumi & MAPLE)
ワンコを連れてのバイクツーリングは、身軽で機動性に富み、気に入った場所ですぐ停まれるなどクルマ旅とはまた違った魅力があります。でも、ワンちゃんの体調をはじめ、気を付けなければならない点も多くあります。愛犬と楽しく、安心してツーリングするためのポイントをチェックしていきましょう。
愛犬とのツーリングの大前提として、まずワンちゃんが乗りもの好きか、バイクに乗って大丈夫なのかを確かめることが大切です。最初は近くの公園まで乗せていくなど様子を見て、徐々に慣らしていくほうがいいでしょう。バイクでの移動方法ですが、4kgぐらいまでの小型犬ならメイプルちゃんと同じように市販の犬用リュックに入れて背負うのが簡単ですね。それ以上大きなワンコだと、タンデムシートに専用のボックスを固定したり、サイドカーに乗せるなど工夫が必要になってきます。
犬猫用の高品質なリュック型キャリーバッグ、スリングバッグの製造販売メーカー「Daisuki」移動する際には、ワンコのいる場所の環境を整えることも大切です。例えばバイクによる振動の影響を減らすためにクッションを敷いたり、普段使っているブランケットやおもちゃを入れるなど、できるだけワンちゃんがリラックスできるように気を配ってあげましょう。
安心・安全のドッググッズをHappyクオリティ&Smileプライスでお届けするオンライン ショップ「犬の服 RADICA」さて、先にリュック内の環境を整えましょうと書きましたが、同時に気を付けたいのが温度対策です。酷暑時や厳冬期のツーリングはワンコの体に負担が大きいので避けるのはもちろんですが、それ以外の時期でも常にワンちゃんが快適に過ごせるよう気を配りたいものです。暑い時期には凍らせたペットボトルにタオルを巻いて入れたり、寒い時期にはフリースの毛布を仕込むなど工夫しましょう。
ここからはメイプルちゃんと一緒にツーリングした様子をお伝えしましょう。伊豆高原はそのシンボルとも言える大室山と、周囲には別荘地が広がっているのが特徴です。ワンコOKのカフェやレストランも多いので、のんびりと休憩しながらツーリングを楽しむのもいいですね。桜の名所でもあるので、特に春先はおすすめです。
伊豆高原は大室山など高原リゾートとしての側面があるのはもちろん、海にも近いのが大きな魅力です。網の目のように広がる別荘地を抜け、国道135号線を越えて東に向かえば海はもうすぐそこ。城ヶ崎海岸あたりをのんびりと流すのもいいし、国道を南下して熱川や河津方面に足を伸ばしても楽しいですね。
ワンコと一緒に125ccのスクーターで走るなら、城ヶ崎海岸周辺とその北側の富戸~川名方面に至る県道109号線がおすすめです。城ヶ崎海岸には遊歩道があって、ワンちゃんと休憩がてらお散歩するのにぴったり。北へ続く県道は時に海を望みながらのんびりと走れる快走ルートです。伊豆高原周辺は、ワンコ連れでツーリングしても楽しい場所が多く、たくさんの魅力にあふれたエリアでした。
●城ヶ崎海岸
〒413-0231
静岡県伊東市富戸
24時間営業
駐車場あり