4月14日、アウディはピュアEV第三弾となる新型「Q4 e-tron」および「Q4スポーツバックe-tron」を、オンラインで世界初公開した。欧州では今年6月から発売される予定だ。
バッテリー容量は52kWhと77kWhの2種類。最大航続距離は520kmをマークする
アウディの説明によると、Q4 e-tronの導入はアウディブランドにとって、電動化攻勢のさらに重要なステップになるという。この電動モデルは、急成長を遂げている魅力的なセグメントであるコンパクトSUVに導入され、SUVモデルの「e-tron」および「e-tronスポーツバック」そしてスポーティ4ドアクーペの「e-tron GT」に続く、アウディのEV第三弾となるモデルだ。
Q4 e-tronには、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが設定されている。52kWhのコンパクトなバッテリーを搭載する「Q4 35 e-tron」と、77kWhの大容量バッテリーを搭載する「Q4 40 e-tron」、そして最上位のモデル「Q4 50 e-tronクワトロ」は、四輪システムを搭載して、299psの最高出力を発揮する。
全モデルともに長い航続距離を誇り、理想的な条件下において、わずか約10分の充電で約130km(WLTP)を走行することが可能だ。e-tron充電サービスを利用すれば充電も簡単で、例えば、後輪駆動仕様の「Q4 40 e-tron」は、WLTPサイクルで最大520kmの航続距離を達成している。
Q4 e-tronは、日常ユースに適した様々な用途に対応するオールラウンダーであり、Q4 e-tron/Q4 Sportback e-tronはいずれも広々とした室内に加え、操作系、ディスプレイ、アシスタンスシステムには先進的なソリューションを採用している。拡張現実ヘッドアップディスプレイを採用するなど、先進技術の惜しみない導入も見所だ。