3月11日、スバルは米国で販売している2021年モデルが、米国IIHS(Insurance Institute for Highway Safety=道路安全保険協会)によって行われた2021年安全性評価において、5つの「トップセイフティピック・プラス(TSP+)」と4つの「トップセイフティピック(TSP)」、合わせて9つの賞を獲得したと発表した。
クロストレック ハイブリッドは3年連続「TSP+」を獲得
IIHSは継続的に評価基準を厳格化することで、より安全なクルマの普及に取り組んでいる。2021年安全性評価においてTSPを獲得するには、6種類ある耐衝撃性能試験のすべてにおいて「Good」、前面衝突予防評価において対車両および対歩行者の両方で「Superior」もしくは「Advanced」、かつヘッドライト性能試験において「Good」もしくは「Acceptable」を獲得することが求められる。さらに「Good」もしくは「Acceptable」評価を獲得したヘッドライトを標準装備したモデルには、最高評価であるTSP+が与えられる。
米国仕様2021年モデルで上記の賞を獲得したモデルは下記のとおり。クロストレック(日本名XV)のハイブリッド車は、3年連続でTSP+獲得となった。また、前面衝突予防評価では、すべてのアイサイト装着車両が最高評価「Superior」を書くとしている。
なお、TSPの要件をさらに強化したTSP+が2013年に導入されて以降、スバルが獲得したTSP+の累計は57となり、単一ブランドとして最多となる。
●2021トップセイフティピック・プラス(TSP+)獲得車
・クロストレック ハイブリッド(3年連続のTSP+獲得)
・フォレスター(15年連続のTSP獲得)
・レガシィ(16年連続のTSP獲得)
・アウトバック(13年連続のTSP獲得)
・アセント(4年連続のTSP獲得)
●2021トップセイフティピック(TSP)獲得車
・インプレッサ セダン/5ドア[アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車](14年連続のTSP獲得)
・クロストレック[アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車](10年連続のTSP獲得)
・WRX[アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車](8年連続のTSP獲得)