自動車メーカー純正カーAVシステムで走行中もテレビを視聴できるようになるキット。家族や友人など同乗者の不満を手軽に解決できるアイテムだ。新型のスープラ用、MIRAI用を新たにラインアップ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
問い合わせ:データシステム
電話:086-445-1617
データシステム テレビキット スープラ用……1万9800円(税別)
データシステム テレビキット MIRAI用……2万6000円(税別)
データシステムの「テレビキット」は同社の人気アイテム。車種別に幅広いラインアップを用意しているが、このたび「スープラ(Toyota Supra Connect HDDナビゲーションシステム装着車)用」、「MIRAI(T-Connect SDナビゲーションシステム装着車)用」の2タイプが追加された。
自動車メーカー純正カーAVシステムでは車両が走行しているときにはテレビ映像が映らず、音声のみに自動で切り替わるよう設定されているが、このテレビキットを接続することで、走行中でも停車中と同様にテレビの視聴が可能になる。当然ながら安全上の理由からドライバーが映像を見ることは勧められないが、同乗者がドラマやスポーツ中継など見逃したくない番組をリアルタイムで楽しめ、ロングドライブの行き帰りや渋滞中も快適に過ごせるだろう。
また、走行中のナビ操作も可能になり、同乗者が目的地検索やルート探索、各種の設定変更などを行える。
テレビキットにはON/OFFの切り替え方式別に、付属の小型スイッチを装着する「切り替えタイプ」、ステアリングリモコンで操作ができる「スマートタイプ」、純正風スイッチをインパネに埋め込める「ビルトインタイプ」、スイッチ操作無しの「オートタイプ」が揃う。MIRAI用は上記4種類、スープラ用は「切り替えタイプ」、「スマートタイプ」の2種類から選べる。
いずれのタイプも取り付けはカプラー接続のみで、車両側配線の加工は不要。純正状態に戻すのも簡単だ。
■ラインアップ
スープラ(Toyota Supra Connect HDDナビゲーションシステム装着車)用
年式:令和1年6月~/型式:DB22・42・82
切り替えタイプ〈品番:TTV420〉
スマートタイプ〈品番:TTV420S〉
MIRAI(T-Connect SDナビゲーションシステム装着車)用
年式:令和2年12月~/型式:JPD20
切り替えタイプ〈品番:TTV411〉
ビルトインタイプ〈品番:TTV411B-D〉
スマートタイプ〈品番:TTV411-S〉
オートタイプ〈品番:TTA611〉