
400年の伝統を誇る「黒崎祇園山笠」(福岡県指定無形民俗文化財)の前夜祭・山笠競演会が18日、北九州市八幡西区のJR黒崎駅前一帯で開かれた。あいにくの雨模様となったが、勢ぞろいした8基の山笠による勇壮な競演が夏の夜を彩った。
黒崎祇園山笠は激しい動きから「けんか山笠」といわれ、祇園ばやしも関ケ原の合戦の陣太鼓を模した勇ましさが特徴。今年、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択された。
午後6時すぎ、きらびやかな電飾や武者人形の飾りがあしらわれた山笠が続々と大通りに集結。太鼓や鉦(かね)、ほら貝が奏でる独特なはやしが響く中、片側の車輪を軸に回転する「回し練り」が披露されると、見物客から盛んな拍手が送られた。
19、20日は御神幸や街中巡行があり、21日の解散式でフィナーレを迎える。【斎藤毅】
