トーヨータイヤはこのほど、SUV用タイヤ「オープンカントリー」シリーズにおいて、オフロード性能とオンロード性能を高い次元で両立させたハイブリッドモデル「オープンカントリーR/T」、不整地や泥濘地などあらゆる悪路も走破できるパフォーマンスと耐久性を有するオフロード向けモデル「オープンカントリーM/T」の新サイズを、2021年2月より順次発売すると発表した。
カスタマイズやアウトドアユースなど、多様なニーズに対応
オープンカントリー・シリーズはSUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランドだ。同社は世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA 1000」などの国際レースに継続参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバック。大型SUVが抜きん出て普及している北米市場で高く評価されている。
国内においては2016年にオープンカントリーR/Tを発売し、同ブランドの導入がスタート。日本での新車のSUV販売台数が年々増加し、人気が高まっている状況を受けて、サイズ拡充を行なってきた。オープンカントリーR/TはコンパクトからミドルクラスSUV向けに17サイズ、オープンカントリーM/Tは大型SUV向けを中心に20サイズのラインアップを取りそろえて展開している。
国内で特に人気を集めている車種においては、凹凸のあるオフロードタイヤのトレッドパターンをしっかりと見せるために車両をカスタマイズすることがトレンドになっている。こうしたニーズに的確に対応したサイズを、このたびオープンカントリーM/Tにて投入された。
一方、オープンカントリーR/Tでは商用車をカスタマイズし、アウトドアで使用するユーザーや大型SUVの注目車種をターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップを新たに拡充し、ニーズに応える。