アウディQ5は、ドイツの自動車メーカーアウディが生産、販売するコンパクトサイズの高級SUVだ。Motor-Fan TECHの会員の方々にもこのクルマのオーナーはいる。今回は1台のみだが、そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを伺ってみよう。
二代目 FY系 (2017-)
アウディのDセグメント(北米ではコンパクト)の高級SUVで、Q7に継ぐ2番目のSUVとして開発された。駆動方式は「quattro(クアトロ)」(=フルタイム四輪駆動)のみ。現行モデルは2017年に発売された二代目で、新型の「MLB Evo(モジュラー・ロンギチューディナル・マトリックス・エボ)」プラットフォームを採用している。パワートレインは、最高出力252ps (185kw)、最大トルク370Nm(37.8kgm)を発揮する2.0ℓ直4直噴ターボエンジンに7速Sトロニックを組み合わせる。駆動方式はフルタイム4WDの「quattro」だが、「ultraテクノロジー」と呼ばれる新タイプとなった。19年2月には日本市場向けにクリーンディーゼル搭載モデルが導入されている。
2019年式 40 TDI S-line 「やはりクワトロの安定感は抜群です」
排気量:2000cc トランスミッション:DCT
平均燃費:10~13km/ℓ
長所:街中では、ディーゼルのトルクのある走りで快適です。抑揚のあるデザインが気に入っています。幅は広いですが、取り回しは良好です。
短所:試乗の時は気にならなかったエンジン音ですが、車外では少々賑やかです。都内では、この全幅が限界ですね。駐車場では、停める場所に気をつけています。高速道路でのステアリングアシストの手放し警告が、少々煩わしいところ。
評価
外観:★★★★★ ブラックパッケージで、真っ黒です。こだわりの外観でお気に入りです。
室内:★★★★★ レザーシートも大振りで快適です。
走行性能:★★★★★ やはりクワトロの安定感は抜群です。FFとAWDの切り替えはわかりません。
燃費性能:★★★★★ 燃費は期待以上です。街中では、ガソリン同等以上のパフォーマンスで燃料費も安くて言うこと無し。
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★ ディーゼルに試乗して、即決で惚れ込みました。とても満足しています。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「車外では少しうるさく感じるかも知れませんが、車内では気になりません。走りも燃費の面でも!低速トルクがあるディーゼルがお薦めです」