
<高校野球石川大会:小松大谷-金沢>27日◇決勝◇石川県立野球場
U-18日本代表候補の田西称(とな)内野手(3年)を擁する小松大谷は、2年連続4度目の甲子園出場を目指す。
今大会、田西は2本の本塁打を放つ活躍で打線を引っ張る。小松大谷は先制点を取ったあとも、着実に追加点を重ねて勝ち進んできた。決勝でも先に攻撃を仕掛け、流れをつかめるかが鍵となる。
2011年以来の聖地を目指す金沢は、強豪・星稜との準決勝で延長10回の激闘を制し、サヨナラ勝ち。堀祐樹外野手(3年)から始まる上位打線は、全試合で安打を放つ好打者が並ぶ。左腕エース・西木戸太郎投手(3年)や2年生右腕・佐原和弥投手(2年)など、粘り強く安定した投手陣にも注目だ。
昨夏は準決勝で戦った両校。そこでは小松大谷に軍配が上がったが、春は金沢が6-0で勝利している。
決勝は石川県立野球場で27日9時に開始予定だ。