11月6日、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2020年10月期の外国メーカー車(乗用車)新規登録台数を発表した。
首位のメルセデス・ベンツは前年同月比120.7%となる4463台を記録。トップ10に入ったブランドはすべて前年同期を上回った
今年10月に新規登録された輸入外国メーカー車(乗用車)は2万1933台で、前年同月実績1万6541台に対して32.6%のプラスとなった。前年同月を上回ったのは2019年9月期以来だ。
最も新規登録台数の多かったブランドはメルセデス・ベンツで、前年同月比120.7%となる4463台を記録した。登録台数トップ10ブランドは下記のとおりで、すべてのブランドが前年同月比を上回った。とくにプジョーは前年同月比248.2%となる1626台を記録し、6位に浮上。強豪ドイツ勢に迫る勢いを感じさせる。また、フィアットやシトロエンがトップ10にランクインした点も目を引く。
●2020年10月期・輸入乗用車(外国ブランド)新規登録台数トップ10
第1位:メルセデス・ベンツ(4463台/120.7%)
第2位:フォルクスワーゲン(2880台/127.8%)
第3位:BMW(3029台/111.4%)
第4位:アウディ(2122台/135.6%)
第5位:MINI(1799台/135.9%)
第6位:プジョー(1626台/248.2%)
第7位:ジープ(1436台/182.2%)
第8位:ボルボ(1220台/134.8%)
第9位:フィアット(598台/196.7%)
第10位:シトロエン(538台/174.7%)
※パーセンテージは前年同月比
トップ10以下のブランドでは、ルノー(497台/前年同月比120.6%)やランドローバー(321台/同155.8%)、アバルト(183台/同179.4%)、アルファロメオ(179台/175.5%)などのブランドが前年同月を上回る実績を残している。