・月間販売台数 9200台 (19年11月〜2月平均値)
・現行型発表 19年11月
・JC08モード燃費 23.4㎞/ℓ (WLTCモード燃費 18.6㎞/ℓ) ※「G」「X」系のFF車
REPORT●工藤 貴宏
PHOTO●神村 聖
MODEL●林 あやの
※当記事は2020年4月発売の「2020-2021年 国産&輸入SUVのすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■主要諸元 Z
全長×全幅×全高(㎜) 3995×1695×1620
室内長×室内幅×室内高(㎜) 1955×1420×1250
ホイールベース(㎜) 2525
トレッド(㎜)前/後 1475/1470
最低地上高(㎜)185
車両重量(㎏) 980
エンジン種類 直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄) 996
最高出力(kW[㎰]/rpm) 72[98]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 140[14.3]/2400-4000
燃料タンク容量(ℓ) 36(レギュラー)
トランスミッション形式 CVT
駆動方式 FF
タイヤ・サイズ 195/60R17
最小回転半径(m) 5.0
WLTCモード燃費(㎞/ℓ) 22.8
車両本体価格 206万円
撮影車両データ
ボディカラー:ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック
オプション装備:ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート(6万6000円)/スマートパノラマパーキングパッケージ(14万7400円)/特
別塗装色(5万5000円)/他
先進安全装備
ステレオカメラを活用したシステムを搭載。被害軽減ブレーキは、対象車両との速度差が約30〜80㎞/h時に衝突被害ブレーキアシストが作動し、さらにシステムが衝突を避けられないと判断した時には車両自ら急減速する。
ボディカラー
乗降性
前後ともに着座位置は、平均的な体格の成人にとってベストと言える高さ。前席は流行のスポーティ系モデルとは違いAピラーが立ち気味で頭上クリアランスも多めだ。後席は開口幅が狭いのがネック。
インパネ
前席
驚きの広さ。わずか4mの全長とは思えない足元空間があり、床と座面の段差が十分に確保されているから着座姿勢も理想的。開放的でファミリーユースにもお薦めだ。
後席
高めの着座位置で視界良好。Aピラーの斜め前方死角も少ない。シートも姿勢保持性に優れているが、残念なのはハンドル前後調整がないこととペダルレイアウトが良くないこと。
ラゲッジルーム
奥行きもしっかり確保されていて、最小クラスとは思えない広さ。さらに床下には広大なサブトランクまであるのだから、魔法のパッケージングに驚かされる。床は高さを2段階に調整でき、上段にセットすると後席格納時にフラットになる。
うれしい装備
〈TOPICS〉豊富に選べるカスタマイズカーを用意
〈ENGINE〉1.5ℓ自然吸気並みの実力を発揮
バイヤーズガイド
来年、自動ブレーキが新車に標準化されるが、「X」グレードは自動ブレーキを含むスマアシの装備なしなので無視。実質的なベースグレードは「X“S”」だ。都会派ならFFの「G」がベストチョイス。アウトドア派なら迷わずRAV4と同じシステムを持つ4WD。重量増により17インチタイヤでも乗り心地が良くなるから快適だ。