7月28日、ブリヂストンは超偏平シングルスタッドレスタイヤ「GREATEC W953 (グレイテック ダブリューキューゴーサン)」を9月1日より発売すると発表した。発売サイズは2サイズで、価格はオープン。
冬道の安全運行と摩耗ライフを両立
「グレイテック」は北米を中心に販売しているタイヤブランド。大型トラックの後輪タイヤは通常2本セットで装着されているが、「グレイテック」は単輪(1本)で走行できるようにタイヤ幅を広くするとともに、車重を支えられるようタイヤ構造を強化している(超偏平シングルタイヤ)。これによりトータル重量を抑え、車両軽量化につなげた結果、積載重量を増すことが可能となり、輸送効率化に貢献する。
このたび発売する「グレイテックW953」は、冬道特有の凍結路面や積雪路面などでより安全に走行できるように、トレッドゴムやパタン技術など、同社のスタッドレスタイヤ先端技術を採用。
また、今年3月に発売した「グレイテックM829」で採用している「ウェーブド・ベルト構造(低偏平のタイヤに用いるベルト張力を高めるための周方向のベルト構造)」や「ワインド・ビード構造(低偏平のタイヤに用いるプライ端部にかかるひずみを低減させるためのビード構造)」を搭載し、耐荷重を確保することでタイヤの軽量化も実現。「グレイテックW953」は、冬道の安全運行と摩耗ライフの両立を目指した超偏平シングルスタッドレスタイヤなのである。
なお、発売サイズは「445/50R22.5 168J」と「455/55R22.5 166J」の2サイズとなっている。