2019の東京モーターショー2019でお披露目されて以来、幅広いユーザーから熱い視線を集めているCT125ハンターカブがいよいよ発売に! さっそく試乗した。
ホンダ・CT125 ハンターカブ.......440,000円
山、川、荒地までなんでもござれ。1960年代初頭から北米で展開されていたスーパーカブをベースとしたトレッキングバイク、ハンターカブ。その現代版、CT125ハンターカブが2020年6月、ついに発売となった。
元となるフレームはスーパーカブC125だが、サスペンションストロークは延長、ホイールベースの10mm延長伴い、フレーム各部も剛性向上が図られている。
エンジンはタイで販売されているWEVE125のSOHC単気125cc、自動遠心クラッチ式の4速ミッションを搭載。C125対比でトルクアップを図った出力特性や、一次減速と二次減速も異なり、低めの総減速比が与えられるなど、キャラクターは既存のC125とは異なっている。
そのCT125ハンターカブに試乗する機会を得た。
・スーパーカブC125 比10kg増とは感じさせない120kgの車重。
・ワイドなハンドルがもたらす取り回しのクイックさ。
・低中速域のトルクの太さと、低めに設定されたギヤリングによる登坂路での恩恵。
上記のほかにもモーターサイクルジャーナリストの近田茂氏が試乗で感じたものを動画で解説する。
主要諸元
車名・型式: ホンダ・2BJ-JA55
全長(mm):1,960
全幅(mm):805
全高(mm):1,085
軸距(mm):1,255
最低地上高(mm):165
シート高(mm):800
車両重量(kg):120
乗車定員(人):2
燃料消費率(km/L):
61.0(60km/h)<2名乗車時>
67.2(WMTCモード値)<1名乗車時>
最小回転半径(m):1.9
エンジン型式:JA55E
エンジン種類:空冷 4ストローク OHC 単気筒
総排気量(cm3):124
内径・行程(mm):52.4×57.9
圧縮比:9.3
最高出力:6.5kW [8.8PS] /7,000 rpm
最大トルク:11N・m [1.1kgf・m] /4,500 rpm
始動方式:セルフ式(キック式併設)
燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
点火装置形式:フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式:圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L):5.3
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング式
変速機形式: 常時噛合式4段リターン(停車時のみロータリー式)
変速比:
1速:2.500
2速:1.550
3速:1.150
4速:0.923
減速比(1次/2次):3.350/2.785
キャスター角:27°00′
トレール(mm):80
タイヤサイズ(前/後):80/90-17M/C 44P / 80/90-17M/C 44P
ブレーキ形式(前/後):油圧式ディスク/油圧式ディスク
懸架方式(前/後):テレスコピック式/スイングアーム式
フロントフォーク・ストローク:110mm
フレーム形式 :バックボーン
製造国:タイ