
日本でも人気の原付2種125ccスクーター「ヤマハ シグナスX(台湾名はシグナス GRYPHUS)」の新型モデルが、台湾ヤマハ(YMT)より正式に発表。エンジンは空冷式から優れた冷却性能を誇る水冷式に変更。最高出力は12馬力にアップされるなど、各部のポテンシャルも大幅アップ。日本での発売日等は未定。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
台湾仕様は12馬力を発揮!戦闘力を増した新型シグナスXは、日本でも間もなく発売か!?

通勤バイクとしての利便性はもちろん、スクーターレースにおける戦闘力の高さから、スクーター王国の台湾を始め、日本でも人気の高い125ccスクーター「ヤマハ シグナスX」。1シグナスXは台湾ヤマハ(YMT)で生産されているが、同社より新型(台湾名はシグナス GRYPHUS)が発表。詳細が明らかになった。
最大のポイントは、完全新設計のVVA(可変バルブ式)エンジン。4ストローク単気筒SOHC 4バルブ125ccエンジンは、空冷式から水冷式に変更。最大出力は約30%アップ、最大トルクは約17%アップされ、特性も大幅に変更。パフォーマンスアップと低燃費性を両立するなど、新世代のエンジンとして生まれ変わっている。
【新型(数値は発表会時の資料より。主要諸元では非公表)】
最高出力 12ps/8000rpm
最大トルク 11.2Nm/6000rpm
ボア×ストローク 52mm×58.7mm
圧縮比 11.2:1
【日本仕様の現行モデル(前モデル)】
最高出力 9.8ps/7500rpm
最大トルク 9.9Nm/6000rpm
ボア×ストローク 52.4mm×57.9mm
圧縮比 10.0:1
ボディサイズは、日本仕様の現行モデル(前モデル)に比べてやや大型化。
【新型】
全長1935mm×全幅690mm×全高1160mm
ホイールベース 1340mm
シート高 785mm
重量 124kg(ABSモデル)
【日本仕様の現行モデル(前モデル)】
全長1890mm×全幅690mm×全高1120mm
ホイールベース 1305mm
シート高 775mm
重量 119kg

タイヤサイズは、日本仕様の現行モデル(前モデル)よりもサイズアップされている。
【新型】
前 120 / 70-12 51L
後 130 / 70-12 56L
【日本仕様の現行モデル(前モデル)】
前 110/70-12 47L
後 120/70-12 51L
前後ブレーキは、日本仕様の現行モデル(前モデル)と同じくディスク式を採用。フロントディスクローター径はΦ245mmと同寸だが、リアディスクローター径は、Φ200mmからφ230mmに大径化。
日本仕様の現行モデル(前モデル)よりも25%剛性アップした非対称フレーム、グレードアップした前後サスペンション、2チャンネルABS(ABSモデル)、スムーズなエンジン始動を可能にするSMG、デュアル式になったアグレッシブなデザインのLEDヘッドライト、視認性に優れたLEDレールランプ、フルLCDコードテーブル採用の多機能メーターなど、着実に進化を遂げた各部にも注目だ。
「シグナス GRYPHUS(グリフィス)」として発売される台湾では、「シグナス GRYPHUS ABS」「シグナスGRYPHUS UBS(ユニファイドブレーキシステム)」「シグナスGRYPHUS Monster EnergyヤマハMotoGPエディション」の3グレードをスタンバイ。
なお、日本での発売時期、発売グレードなどは未定となっている。




エンジン:水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量:125cc
最高出力:ー
最大トルク:ー
全長×全幅×全高:1935mm×690mm×1160mm
ホイールベース:1340mm
シート高:785mm
重量:123kg(ABSモデルは124kg)
燃料タンク容量:6.1L
ブレーキ:
前 ディスクブレーキ/Φ245/ワンウェイダブルピストンキャリパー
後 ディスクブレーキ/Φ230/ワンウェイシングルピストンキャリパー
タイヤ:
前 120 / 70-12 51L
後 130 / 70-12 56L
試験値(平均燃費):48.9(km/ L)