アウディジャパンは7月14日、アウディTTロードスターに50台の限定モデル「ファイナルエディション」を設定し、9月15日に発売すると発表した。税込車両価格は729万円。
内外装にこだわりの仕様&装備を採用。最終限定モデルにふさわしい希少価値の高い仕立て
現行で三代目を数えるTTロードスターが生産終了を迎える。これを機に設定された「ファイナルエディション」は、230ps/370Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンと6速DCT(Sトロニック)を搭載する「45 TFSIクワトロ」がベースだ。
このファイナルエディションには、2019年に発売した世界限定車「TT 20 years」との共通のアイテムをはじめ、初代TTを彷彿とさせる特別装備を多数採用している。ボディカラーはTTロードスターのコンセプトカーに採用されていたドロミテグレーを彷彿とさせる専用色のナノグレーメタリックで、初代TTのホイールを意識したシンプルなデザインの専用5スポーク19インチアルミホイールを組みわせている。
そのほか、電動調整機能ボルスター付きSスポーツシート、アームレスト、センターコンソール等をイエローステッチの入るブラウンのモカシンレザーで統一。ドリフトアンスラサイトのデコラティブパネルの採用のほか、シートサイド&センターコンソールにはアンスラサイトファインペイントフィニッシュが施されており、独特の雰囲気を発散。
さらに、アウディサイドアシストやリヤビューカメラ等の運転支援システムを含むコンフォートパッケージやマトリクスLEDヘッドライト、エアスカーフ、初代TTのインテリアパーツを手掛けたBang &Olufsenのサウンドシステムなど、最終限定モデルにふさわしい極めて希少価値の高い仕立てとなっている。
ちなみにアウディTTクーペは引き続き生産される。なお、アウディジャパンでは、昨年8月よりバウハウス100周年を機に開催されている巡回企画展「開校100年 きたれ、バウハウス —造形教育の基礎— 」に協賛しているが、その最終展が、東京ステーションギャラリー(東京・丸の内)にて、7月17日から9月6日まで開催される。ご興味ある方は、ぜひ。