警察の最新兵器、レーザー式オービスは何も移動式とは限らない、とばかりに、固定式オービスのレーザー化を独自に進めている大阪府警。「中環」でおなじみの中央環状線、吹田市山田北のHシステムが、府内4機目のレーザー式固定オービスとしてリニューアルオープンだ!
全車線ロックオンで、逃げ場なし!
☆リニューアルオービスDATA
場所:大阪府吹田市山田西4丁目
道路:中央環状線(府道2号)
方向:外回り
キロポスト:-
機種:LiH
速度測定方式:レーザー式
制限速度:60km/h
地元ドライバーには「中環(ちゅうかん)」でおなじみの大阪中央環状線。外回りの千里立体交差直後に設置されていたHシステムが、この春、レーザー式固定オービス、「LiH」に大変身。端末(カメラ&ストロボ)をLHのユニットに換装し、路肩にレーザースキャンセンサーユニットを設置、Hシステムのアーチをそのまま流用した簡易グレードアップが完了したというわけだ。
これで大阪府内のレーザ式固定オービスは全4機(関連記事を参照)。なぜか他県には1機も出現していないところを見ると、警察庁主導による大阪府警限定の極秘プロジェクトが進行中、といった感じだが、いずれにしても昨年、導入したレーザー式の移動オービスと合わせて、大阪府警のスピード取り締まりのレーザー化が着々と進行中であることは間違いない。
ちなみに、レーザーセンサーユニットの写真を見ると一見、3車線の内、1車線のみを捕捉しているような感じもするが、レーザーセンサーはもちろん、複数車線の速度計測を一気にこなす超優れもの。頭上の撮影ユニットも全車線を狙っていることからも、それは明白だ。
とにかく、旧型のオービスとは違い、当然、逃げ場なし。そろそろレーザー探知機を試してみる時期かもしれません。