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【中古バイク編】定額給付金10万円で買える、通勤通学用バイクを探す!


新型コロナウイルス感染のリスクを減らすため、これまでの電車&バス通勤から、バイク通勤に切り替えを考えている人も多いことだろう。1人当たりに現金10万円が支給される「特別定額給付金」の給付が始まったが、この10万円で買えるバイクはあるのかな? 前回は新車(車体価格+消費税)で探してみましたが今回は、中古車! 支払総額(乗り出し価格)10万円以内の気になる車両をリサーチしてみた。


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)


調査日:2020年5月31日


※中古車商品は絶えず最新のものに更新されており、記事制作時での掲載物件となっており、現時点で閲覧、購入できるとは限りません。



検索の結果、『支払総額:~10万円』の新車は無し。では中古車は?

 バイク検索サイト「グーバイク」を使い、“10万円で購入できる新車”をリサーチしたところ、気になるインド市場モデルの原付二種スクーターを2車種発見。詳しくは下記参照。

 とはいえ、上記の価格は、あくまでの“車両本体の価格”であり、ナンバー所得費、納車整備費、自賠責保険料などの諸経費を含めると、支払総額は15万円前後まで上昇する。




 「グーバイク」で調べた限り、諸経費を含めた支払総額10万円以内の新車は、残念ながら発見できず……。ならば、中古車はどうだ! というわけで、早速リサーチしてみた。

 『本体価格:~10万円』の条件指定で検索してみると8869台がヒット。さらに『支払総額:~10万円』で検索(赤いライン部分)してみると……

『支払総額:~10万円』の車両は……日本全国で、5855台がヒット!

 『支払総額:~10万円』の条件指定で検索してみると、日本全国で5855台の車両が引っ掛かった。5855台のうち、ほとんどが50ccの原付1種と、~125ccの原付2種。維持費格安、燃費良好、駐車スペースにも困らない、「通勤・通学にはピッタリ♪」な車両のオンパレードだ。




 とはいえ、5855台の中には、「懐かしなぁ~」「これ、最近見ないぞー」「大丈夫か?(いろんな意味で)」と思わせる車両も少なくない。『支払総額:~10万円』の中古車は、年季の入った低年式モデルも多く、購入後のマシントラブル等のことを考えると、やはり車両選びは慎重にならざるを得ない。




 仮にバイクに詳しくない人が、「10万円あげるから、好きな車両を選びなさい」と言われても、恐らく迷ってしまうだろう。そこで今回は、「グーバイク」でリサーチした5855の中から、筆者が「欲しい!」「通勤に使いたい♪」と思った中古車をピックアップしてみた。「通勤・通学用バイクが欲しい。でも予算は少ない……」という人は、参考にしてみてチョーダイ。

5855台の中から、筆者が「欲しい!」「通勤に使いたい♪」と思った中古車・ベスト3

販売店:ばいく屋 北条(兵庫県加西市)

 プレスカブは新聞配達用のスーパーカブ50。写真の車両価格は6万9900円(税込)、納車整備費や自賠責保険料込みの支払総額は9万9000円(税込)。




 年式不明で走行距離は4万876km。『グーバイク鑑定評価(5つ星)』は、




・エンジン:☆☆☆☆


・足周り:☆☆☆☆


・外観:☆☆☆


・フレーム:☆☆☆☆


・電気/保安部品:正常




 と、4万876km走った車両にしては、評価もまずまず。




 頑丈なホンダ横型エンジンを搭載したプレスカブ。一般的に新聞配達に使われていたプレスカブや郵便配達用の郵政カブなど、“業務用”として使われていた車両は、個人所有の車両に比べて整備やオイル交換&消耗部品交換等のメンテナンスが行き届いているのが特徴。また、総体的に業務用バイクは、エンジンをかけずに眠っていた時期もなく、趣味で使用していたバイクに比べ、エンジン、足周り、電気系統など安定しているといえる。




 写真のプレスカブはキャブレター車のため、インジェクション車に比べてエンジン構造もシンプル。走行距離は4万876kmと伸びているが、たとえ不具合が起きても、豊富な中古部品で簡単に、しかも安価に修理することが可能だ。




 時速30km/h規制や二段階右折義務のある50ccだが、片道10km程度の通勤・通学であれば、便利に使えるはず♪

販売店:MOTOKIDS(愛知県名古屋市天白区)

 スズキ アドレスV125シリーズは、「通勤快速スクーター」として大ヒットした原付2種モデル。50cc並の軽量コンパクトな車体に、パワフルな4ストローク単気筒125ccエンジンを搭載し、国産の125ccとして初めてのフューエルインジェクションを採用。2005年から2013年モデルまで生産された。




 2010年モデルである写真の車両は、走行距離が6万7000kmのワンオーナー車。走行距離の伸びから推測するに、片道数十キロの中長距離通勤に使用されていたのかも。




 筆者が注目したのは、アドレスV125の頑丈さ。今回の調査では、2ストローク車(兄貴分のアドレスV100等)の場合、6万kmまで走行距離の伸びた車両は、極めて少ないのが特徴。




 一方、アドレスV125は、5万km以上走行している車両は比較的多い。きっちりとメンテナンスしてあげれば、ここまで乗れるんだなぁ……と、その耐久性の高さに改めて感心した。




 時速30km/h規制や二段階右折義務から解放される、通勤・通学に超便利な原付2種。中長距離に使用するならば、運転が楽、燃費良し、頑丈の三拍子揃った、125ccクラスの4ストスクーターがオススメです!

販売店:モトフリーク あっしー君(埼玉県川口市)

 通称“リモコンジョグ”とも呼ばれた「ヤマハ JOG ZRエボリューション」は、スポーツモデル「スーパーJOG ZR」の後継モデルとして、2001年から2008年まで生産された、若者に人気を誇った原付スポーツスクーター。




 パワフルでアグレッシブな6.8馬力の2ストロークエンジンを搭載。50ccながら、CDIの交換(60km/hのリミッターカット)のみで、2スト車ならではのスピード感と、スムーズな加速が味わえる。




 写真の車両は走行距離不明。スポーツスクーターという性格上、エンジンや足周り、駆動系のヘタリが心配されるが、基本的に2ストスクーターは構造もシンプル。仮にバラすにしても、各パーツは非常に軽量。人気車種のJOG系は、社外パーツも豊富だから、不具合が起きても、比較的安価で修復可能だ。


「原付免許(普通自動車免許)しか持っていないから、125ccクラスには乗れない」「イマドキの4スト50ccのパワーに不満あり」という人には、2スト時代のパワフルな50ccスポーツスクーターという選択も「あり」。

……と、中古車検索サイトでさらりと探してみた結果、10万円以下で乗り出せる車両は50cc〜125ccまでのバイクが多いようだ。近距離なら50ccクラスでも十分だろうし、ちょっと距離があるならば125ccクラス。今回のような緊急事態を経てのとりあえずの移動手段としてならば、それ以上の排気量はなくても答えてくれるだろう。

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