自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した統計によると、2020年3月の普通乗用車+小型乗用車の新車販売台数は、32万1865台で前年同月比マイナス9.9%となった。1-3月の累計(つまり第1四半期)も前年比マイナス10.5%の74万7841台となった。
新型コロナウイルスによる深刻な影響が自動車販売にも現れている。とはいえ、3月のTOP4に関しては悪くない数字が出ている。
3月の新車販売台数のTOP10は?
1位:トヨタ・カローラ 16327台
2位:ホンダ・フィット 14845台
3位:トヨタ・ヤリス 13164台
4位:トヨタ・ライズ 12009台
5位:日産ノート 10999台
6位:トヨタ・シエンタ 10456台
7位:トヨタ・プリウス 9717台
8位:トヨタ・ルーミー 9700台
9位:ホンダ・フリード 9528台
10位:日産セレナ 9130台
となった。トップのカローラは前年同月比で+54.8%だった。
注目のトヨタ・ヤリス vs ホンダ・フィットの3月は
ホンダ・フィット 14845台(前年同月比+37.3%)
トヨタ・ヤリス 1万3164台(ヤリス は新しいモデルなので昨年実績はなし。ヴィッツは1万977台だったから+19.9%)
と2月に続いてフィットの勝利となっている。
11位以下は?
11位:トヨタ・ヴォクシー 8963台
12位:トヨタ・アクア 8488台
13位:トヨタ・タンク 8261台
14位:トヨタ・アルファード 7885台
15位:トヨタRAV4 6286台
16位:スズキ・ソリオ 5702台
17位:トヨタ・ノア 5649台
18位:マツダCX-30 5647台
19位:MAZDA2 5616台
20位:スバル・インプレッサ 5459台
21位:トヨタC-HR 5172台
22位:ダイハツ・ロッキー 5011台
23位:トヨタ・エスクァイア 4446台
24位:ホンダ・ヴェゼル 4404台
25位:ホンダ・ステップワゴン 4382台
26位:スズキ・スイフト 4334台
27位:マツダCX-5 4198台
28位:トヨタ・パッソ 4007台
29位:ダイハツ・トール 4001台
30位:トヨタ・クラウン 3720台
31位:MAZDA3 3480台
32位:スバル・フォレスター 3477台
33位:トヨタ・ハリアー 2908
34位:トヨタ・ランドクルーザーW 2719台
36位:日産エクストレイル 2611台
37位:トヨタ・ヴィッツ 2575台
38位:マツダCX-8 2302台
39位:スズキ・クロスビー 2107台
40位:デリカD:5 2014台
41位:トヨタ・カムリ 1746台
42位:ホンダ・シャトル 1707台
43位:スバルWRX 1657台
44位:スバル・レヴォーグ 1346台
45位:日産リーフ 1330台
46位:ダイハツ・ブーン 1273台
47位:スズキ・ジムニーワゴン 1134台
48位:トヨタ・ハイエースワゴン 1115台
49位:ホンダ・オデッセイ 1090台
49位:レクサスUX250H 1090台
注目モデルは?
11位以下で注目されるのは、31位のMAZDA3。3480台は月販目標販売台数2000台を楽々クリアしている。18位のCX-30も月販目標販売台数2500台に対して5647台と好調と言っていいだろう。
43位のスバルWRXは、最終モデルの受注での駆け込み需要効果で1657台が売れた。これは前年同月比87%アップである。