3月16日、トーヨータイヤはSUV用タイヤ「オープンカントリーR/T」に、4月下旬から新サイズを追加すると発表した。新たに追加されるのは「225/60R18 100Q」と「215/65R16C 109/107Q」の2サイズで、価格はいずれもオープン。
ブランド名や商品名を白色の文字で立体的に浮き立たせる「ホワイトレター」を採用
「オープンカントリー」シリーズは、同社がグローバルに展開しているSUV用タイヤブランドで、とくに本格的な大型SUV車両が普及している本場アメリカ市場では高い評価を得ている。なかでも「オープンカントリーR/T」はマッドテレインとオールテレインの特徴を兼ね備えた新カテゴリーの銘柄として、国内では軽自動車からSUVまで、充実のラインナップを取り揃えている。
「オープンカントリーR/T」は、オフロードにおけるトラクション性能と、オンロード走行に求められる耐摩耗性能や走行安定性を高い次元で両立させたタイヤだ。不整地や泥濘地の走行に強みを持つ「マッドテレイン」タイプと、オンロード中心でありながらオフロードとのバランスも重視した全地形型「オールテレイン」タイプの中間を充足する新しいジャンル「ラギッドテレイン」のパターンデザイン(「凸凹のある」「ゴツゴツした」「起伏のある」地形や路面に対する特化性能を持つことを意味する)を採用。そのユニークな商品コンセプトによって「2016年度グッドデザイン賞」を受賞している。
今回のラインナップ拡充では、ブランド名や商品名を白色の文字で立体的に浮き立たせる「ホワイトレター」と呼ばれる、トレンド商品を2サイズ投入。ホワイトレターは、自動車関連ショーケース(東京オートサロン、大阪オートメッセなど)に出展した同社ブースで注目を集め、ニーズが高まりつつある。キャンプや釣りなど、さまざまなアウトドアが人気のすそ野を広げており、こうしたレジャーユースで需要の増加が見込まれる市場に提案するとともに、SUVカテゴリーの枠を超え商用車にも高い機能性をアピールする。
●トーヨータイヤ公式ウェブサイト「オープンカントリーR/T」ページ