2月27日、メルセデス・ベンツ日本は新型「Aクラスセダン」に、2.0Lディーゼルターボエンジンを搭載した「A200dセダン」を設定し、同日より予約受付を開始した。税込車両価格は420万円で、納車は4月頃からスタートする予定だ。
150psと320Nmを発揮。8速SCTとの組み合わせでWLTCモード燃費は18.8km/Lをマーク
A200dセダンに搭載される2.0L直列4気筒ディーゼルターボは、150psと320Nmを発揮。すでにCクラスやEクラスへの搭載実績があり、優れた燃費性能を誇る「OM654」型ユニットをベースに、FFプラットフォームに合わせて横置きに対応。
8速DCT(8G-DCT)を組み合わせることによって、ざまざまな走行状況で最適なギヤを選択し、効率的なパワーデリバリーとWLTCモードで18.8km/Lをマークする燃費性能を両立させている。
さらにこのディーゼルエンジンには、従来の排出ガス処理システムに加えて、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCR触媒が増設されていることにより、欧州で今年から施行予定の排出ガス基準「ユーロ6d」や、「ステージ2RDE(実路走行試験)」規制にも適合する環境性能が備わっている。