2月15日、スズキのインドネシア子会社「スズキ・インドモービル・モーター社(SIM社)」は、SUVとMPVの利便性を融合させた3列7人乗りの新型クロスオーバー、「XL7」を発表した。
全長4450mmのボディに1.5Lエンジンを搭載
新型「XL7」は、力強いフロントマスクや張り出しの強いフェンダーモールといったSUVらしいタフなスタイリングと、多彩なシートアレンジやゆとりある室内空間などMPVの使い勝手の良さを融合した、活動的な家族に向けた新しいクロスオーバーだ。ボディサイズは全長4450×全幅1775×全高1710mm。
パワートレインには104.7psと138Nmを発揮する1.5L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、軽量・高剛性のプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を組み合わせることで、優れた動力性能と燃費性能を実現。トランスミッションは5速MTと4速ATを設定している。
スズキは、インドネシア市場で全体の3割以上を占めるMPVセグメントと、近年人気が高まっているSUVセグメントの双方に向けて新型「XL7」を投入することで、幅広くユーザーの獲得を図っていく。生産はSIM社のチカラン工場で行われ、周辺のアジアおよび中南米へも順次輸出していく計画とのことだ。