
奈良の鹿愛護会は15、16日に奈良公園内のシカの生息数調査を実施し、前年より140頭多い1465頭が確認されたと発表した。1953年の調査開始以降で最も多く、4年連続の増加となった。
内訳は雄315頭、雌816頭、子ジカ334頭だった。死んだのは140頭(雄30頭、雌41頭、子ジカ69頭)だった。死因別では交通事故36頭、病気30頭、その他74頭。調査は奈良公園のうち立ち入りが禁じられている若草山北側を除いたエリアで行った。
交通事故が最も多かったのは県庁東交差点から近鉄奈良駅前までの国道369号で、23件の事故があり9頭が死んだ。ワースト2は大仏殿交差点から高畑交差点までの公園道で16件の事故で10頭が死んだ。ワースト3は県庁東交差点から福智院交差点までの国道169号で13件の事故で7頭が死んだ。
愛護会の担当者は「シカは必ずしも交通法規を守らない。奈良公園付近ではより慎重な運転をお願いしたい」と話している。【大川泰弘】
