JC08モード燃費:14.4km/ℓ ※HYBRID
月間販売台数:488台(7月〜12月平均値)
REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●井上 誠( INOUE Makoto)/平野 陽(HIRANO Akio)/森 信英(MORI Shinei)
MODEL●石原 あつ美(ISHIHARA Atsumi)[身長160㎝]
※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■GT Type SP(HYBRID)
全長×全幅×全高(㎜):4810×1820×1440
室内長×室内幅×室内高(㎜):2000×1480×1180
ホイールベース(㎜):2850
トレッド 前/後(㎜):1535/1560
車両重量(㎏):1840
エンジン形式:V型6気筒DOHC
総排気量(㏄):3498
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):225[306]/6800
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):350[35.7]/5000
モーター最高出力(k W[㎰]):50[68]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):290[29.6]
燃料タンク容量(ℓ):70(プレミアム)
トランスミッション形式:7速DCT
駆動方式:FR
サスペンション 前:ダブルウイッシュボーン 後:マルチリンク
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク
最小回転半径(m):5.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ):14.4
タイヤ・サイズ:245/40R19
車両本体価格:616万円
先進安全装備(NISSAN INTELLIGENT MOBILITY)
ボディカラー
スカイラインの3つのポイント
1.先進運転技術支援システム「プロパイロット2.0」を採用
2.スカイラインらしさに回帰した外観デザイン
3.高出力モデルの「400R」を設定
フロントには現行の日産車に共通するVモーショングリルや、日産エンブレムを採用。ハイブリッド車のパワートレインに変更はないが、ガソリン車は海外でエンジンアワードを連続受賞し、定評のあるスポーティな新型V6ツインターボを搭載。
エンジン&ホイール
乗降性
低い着座位置ゆえに、地面に立ったから乗り込むとお尻を大きく沈み込ませる感覚。運転席は乗降時に自動でハンドルが上がって足元を広げる。
後席は幅広い開口部で足の通路も広く、フロントシートに比べると着座位置が高いので沈み込む感覚は控えめ。ドアが大きく開くのも美点だ。
インパネ
メーター
前席
後席
うれしい装備
ラゲッジルーム
ハイブリッド車は後席の後ろにバッテリーを積み、奥行きに制約がある中、400ℓの容量を確保。スーツケースなら、特AサイズとAサイズをひとつずつ積める。床下には車載工具や三角表示板を収納。全車ともランフラットタイヤのためスペアタイヤやパンク修理キットは搭載していない。
使い勝手撮影車両データ
インテリアカラー:ファブリックシート グレー
メーカーオプション:スマートパノラマパーキングパック/コンフォータブルパック
オプション装備:9インチスタイリッシュメモリーナビ/後席モニター(天井吊り下げ式)12.8インチ
〈TOPICS〉世界初のハンズオフドライブ「プロパイロット2.0」を搭載
〈開発者のコメント〉プロパイロット2.0はスカイラインだからこそ為し得た技術
バイヤーズガイド
パワートレーンはどちらも魅力的で、速さではタメをはるも、本文でお伝えした通り速さの質が異なり、燃費もそれなりに違うので、どちらを求めるか。ガソリン車にはプロパイロット2.0や4WDの設定がなく、ハイブリッドには電制ダンパーの設定がないのが悩みどころなのだが、現状では筆者ならハイブリッドの「Type SP」を選ぶ。