2020年1月20日に発売開始されるスズキ新型ハスラー。先代(初代)ハスラーは、2014年1月に登場して大ヒットとなった。一見するとキープコンセプトの新型だが、ボディサイズ、デザインを現行モデルと比較してみよう。
ボディサイズは、
新型
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1680mm
ホイールベース:2460mm
現行
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1665mm
ホイールベース:2425mm
軽規格があるので、サイズはほぼ変わらない。ホイールベースが35mm延長されたのが新型の特徴になる。また全高も15mmほど高くなった。
とはいえ、こうして並べてみると、ずいぶんと印象は違う、現行がやや丸っこくて愛嬌があるスタイルだったのに対して、新型は角ばったスクエアな印象だ。その分、室内は広そうに見える。
重ね合わせてみるとよくわかる。
結果として室内のスペック上の広さも新型の方が広い。
新型
室内長×幅×高:2215mm×1330mm×1270mm
現行
室内長×幅×高:2160mm×1295mm×1250mm
スズキのSUVといえば、ジムニーは外せない。
新型ハスラーの広報画像には、アプローチアングル、デパーチャーアングルという本格SUVではよく出てくるスペックが載っている。
これも比較してみよう。
悪路走破性の高さことがその存在理由であるジムニーの最低地上高は205mm。対する新型ハスラーは180mmだ。この差が原因でアプローチアングルはジムニーの41度に対して新型ハスラーは29度だが、デパーチャーアングルはほぼ同じ。
もちろん、フレームを持ちパートタイムAWD方式を採るジムニーが生粋のオフローダーだから、ハスラーが同等の悪路走破性を持つわけではないが、悪路、がれ場を走らないなら充分な走破性を新型ハスラーは持っているようだ。もちろん、新型ハスラーにもAWDの設定がある。
新型ハスラー、再びヒットしそうだ。