興味深いニュースが飛び込んできた。アメリカン・スーパースポーツの象徴であるシボレー・コルベット───その最新型である八代目が、東京オートサロン2020でジャパンプレミアムされることが公式にアナウンスされたのだ。
1953年にデビューした米国を代表するハイパフォーマンス・スポーツカー「シボレー・コルベット」は、いつの時代もGMにおける革新と極限の頂点を体現してきた。
そして2019年7月に、コルベットとして史上初となるミッドシップエンジンを搭載した八世代目となる新型が発表された。V型8気筒OHV自然吸気の6.2Lエンジンは最高出力495hpと最大トルク637Nmを発生。かつてない新次元のパフォーマンスと最上級のクラフトマンシップを実現している。
驚かされたのは北米市場における価格設定で、なんと6万ドル以下の5万9995ドル! 日本円にして657万円という安価なプライスを掲げてきたのである。
さらに日本市場へはコルベットでは初となる右ハンドル車が導入されるのもニュースだ。
東京オートサロン2020における新型コルベットの発表は、ジャパンプレミアであるだけでなく、北米以外での初のお披露目ともなる。北米に次ぐ発表の場に東京オートサロンが選ばれたのはとても興味深い。GMの日本市場への意気込みの高さ、そして日本市場をいかに理解しているかの表れと言えよう。
東京オートサロン2020では、同時に新型カマロ・コンバーチブルも発表され、展示される予定だ。
東京オートサロン2020
日時:2020年1月10日(金)〜12日(日)9〜19時 ※最終日は18時まで
会場:幕張メッセ国際展示場(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
シボレーブース
場所:北ホール HALL10(小間番号は1030)
展示車両:シボレー・コルベット クーペ(アメリカ仕様車:左ハンドル)※日本に導入されるのは右ハンドル
シボレー・カマロ コンバーチブル