カワサキのスーパーバイカーズミニ「KSR」の4ストローク版「KSR110」。空冷2バルブ単気筒エンジン、倒立型フロントフォーク、前後ディスクブレーキを装備した足周りは、チューニングにより驚異的なポテンシャルを発揮。ここでは過去に、カワサキKSR110を用いて、『カワサキの名車たち』を再現した3台のカスタムをご紹介しよう。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
PHOTO●フォトスペースRS
KSR110で名車・初代ニンジャ「GPZ900R」を再現!小さなニンジャレプリカ、その名はMininja(ミニンジャ)
写真はMininja(ミニンジャ)の外装パーツに加え、ノーマルベースのカスタムシート、NSR用正立型Φ30フロントフォーク、NSR用後期型12インチキャストホイール、前後ウェーブディスクローター、Gクラフト製スイングアーム(スタビライザー付き)、サブフレーム(ワンオフ)、アンダーカウル(ワンオフ)、カーボン巻きサイレンサー付きダウンマフラーなどでカスタムされたレース仕様のKSR110改。
●4MINIチャンプ16(2009年発売)より
KSR110を迫力ある人気モデル、“ZRXフォルム”にアレンジ
写真はMSセーリング製「ZRXレプリカ KSR110用外装キット(廃版)」等に加え、キタコ製シリンダー・ピストン・シリンダーヘッド、チタンマフラー、オイルクーラー、バックステップ等でフルチューンされた、完全レース仕様のKSR110改。
パワーアップに伴い、前後ホイールはNSR用(前期型の3本スポーク)12インチキャストホイール、ブレンボ製4POTフロントキャリパーなどで足周りを徹底強化。レース仕様のため、保安部品はレス化されている。
●4MINIチャンプ13(2007年発売)より
メインフレーム部は、何とFRP製のダミー!2004年に中野真矢が駆ったカワサキワークスのMoto GPマシン「ZX-RR」を再現