トヨタは全長4m以下の5ナンバーサイズであるコンパクトSUVのまったく新しいモデル、ライズを発表、11月5日より販売を開始する。
このライズは、ダイハツが同日発表したロッキーのトヨタ版となるモデル。ダイハツの新しいクルマづくりの基盤技術DNGA(Daihatsu New Global Architecture)を新型タントに続いて採用しており、プラットフォームやパワートレーンなどあらゆる面での高いレベルを目指して開発された。
全長3995mm、全幅1695mmという5ナンバーのコンパクトなボディサイズに大径17インチホイールと張り出したフェンダーを組み合わせ、SUVらしい力強いフォルムを得ている。
パワートレーンは1.0ℓ3気筒ターボエンジンに、スプリットギヤ付きのD-CVTの組み合わせ。このCVTは高速域ではベルト+ギヤ駆動とすることで、伝達効率を向上させつつ変速比幅を拡大し、加速性能と低燃費を実現したものだ。
車両本体価格は167万9000円〜228万2200円で、FFに加えて4WDも設定。なお、このライズはトヨタが提供する愛車サブスクリプションサービ「KINTO ONE」のラインアップに、11月12日より新たに加わりことも発表された。若年層に少しでも新車に乗っていただく機会を提供したいとの思いを込め、車両本体価格と任意保険などの必要な諸経費を含めた月額を3万9820円からとしている。