10月23日、マツダは3列シートを備えるクロスオーバーSUVの「CX-8」を商品改良し、同日より受注を開始した。発売は11月28日からで、税込車両価格は294万8000円から489万600円だ。
2列目シートの快適性を高めた特別仕様車「エクスクルーシブ・モード」を追加
今回の商品改良では、利便性や快適性をさらに向上させた。電動スライドガラスサンルーフや3列目シートの充電用USB端子などの装備を一部グレードに標準装備したほか、塗布型制振材の採用により雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減させ、上質感を高めている。
荷室は、サブトランクボックスの容量を拡大することで、丸畳式サンシェードなどのアウトドアグッズを平置きできるサイズとなり、機内持ち込みサイズのスーツケースであれば3列目を使用した状態でも4個積載可能となり、多人数車としての用途を拡大している。
また、同乗者をおもてなしする特別仕様車として「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」が追加された。2列目のアームレスト付コンソールを備えたキャプテンシートに、マツダ車初採用となる電動スライド&リクライニング機構やベンチレーション機能を装備し、運転席や助手席だけでなく、2列目シートの同乗者もくつろげる空間が創出されている。
パワートレインでは、すべてのエンジンモデルにおいて2WDと4WDのどちらの駆動方式も選択可能となった。4WD車には、さまざまな路面環境において安心・安全の走行性能を提供するオフロード・トラクション・アシストが採用された。
なお、この新型「CX-8」は、10月25日から11月4日まで一般公開される「第46回 東京モーターショー2019(開場:東京ビッグサイト)」で披露される。
●新型「マツダCX-8」モデルラインナップ
[2.5Lガソリン車(スカイアクティ-G 2.5) ]
・25S:294万8000円(FF)/318万4500円(4WD)
・25Sプロアクティブ:340万6700円(FF)/364万3200円(4WD)
・25S Lパッケージ:396万8800円(FF)/420万5300円(4WD)
[2.5Lガソリンターボ車(スカイアクティ-G 2.5T)]
・25T Lパッケージ:435万2700円(FF)/458万9200円(4WD)
・25Tエクスクルーシブ・モード(特別仕様車):457万2700円(FF)/480万9200円(4WD)
[2.2Lディーゼルターボ車(スカイアクティ-D 2.2)]
・XDプロアクティブ:382万8000円(FF)/406万4500円(4WD)
・XDプロアクティブSパッケージ:399万9600円(FF)/423万6100円(4WD)
・XD Lパッケージ:443万4100円(FF)/467万600円(4WD)
・XDエクスクルーシブ・モード(特別仕様車):465万4100円(FF)/489万600円(4WD)
※車両価格は消費税込み