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同じカブでも、ハンターカブやクロスカブは遊びバイクとしての要素が強い。そのためツーリング仕様にカスタムしているものが目に付いた。そうした中から2台の旅仕立てモデルを紹介してみよう。
REPORT●栗栖国安(KURISU Kuniyasu)
PHOTO●徳永茂(TOKUNAGA Shigeru)
初期型クロスカブをキャンプツーリング仕様にカスタム
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キャンプツーリングが大好きなオーナーらしく、とにかく大量のキャンプ道具一式がラクに積載できるようにしてあるのが特徴。フロントには大型バスケットとインナーバスケット、リアはロングキャリアを装備した上で、後部にトップボックスを装着。さらに両サイドにサイドバッグを取り付けている。これだけの積載容量&スペースがあれば、キャンプ道具をすべて積み込んでロングツーリングが可能だ。
エンジンなどにはとくに手は加えていないが、マフラーはアップタイプに変更。タイヤもオフロード走行を想定してブロックタイヤに換装している。さらに、冬場のツーリングに備えて大型風防とグリップヒーターを装備。電源ソケットももちろんある。まさにキャンプ用クロスカブの王道といったカスタムだ。
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キャンプツーリングといえばやはりハンターカブCT110は外せない
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生産終了後も根強い人気を誇るハンターカブCT110も、キャンプツーリングの定番モデル。そんなハンターカブを王道ともいえるキャンプ仕様にしたのがこのモデル。といっても大きく手を加えているわけではなく、ノーマル+α程度のカスタムで、オーナー自身が使いやすいようにしている。
変更箇所で目に付いたのは、トップブリッジを北米仕様のCT90に標準装備されていたハンドルロックタイプに変更している点。これはキャンピングカーの背面に固定する際、ハンドルを回転させて積載しやすくするためのもので、北米市場のレジャーシーンに合わせたシステムだ。他には、リアサスをYSS製に変更し、純正の予備燃料タンクを装備。サイドスタンドは左右に装着などだ。
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